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【初体験】彼も初めてで「ぎゃーっ!!」と叫んでしまった初体験

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私の初体験は18歳の時。専門学校の同期で同い年の男の子でした。

お互い上京組で、特に私は地元が田舎なのもあり奥手だったので、初めての彼氏でした。

地元では片想いばかりで、服装も中身もダサダサだったので「私なんかに彼氏ができるわけない」と思っていたので、とても嬉しかったです。

付き合うまでにもすれ違いがあって、スムーズにカップルにはなれなかったのですが、付き合いだしたら周りからもニコイチで扱われるくらい、昔から一緒だったような感じでした。

でも奥手なので手をつなぐまでに1ヶ月、ほっぺにチューで3ヶ月かかりました。

2人とも寮生(建物だけでなく、最寄り駅も全然違う寮でした)だったのもあり、門限に間に合うように帰宅していたのも、進展に時間がかかった原因かもしれません。

加えて、二人でいるよりは、いつも仲の良い男女グループ数人で集まり、放課後は遊んでいたのですが、しばらくすると一人暮らしをしていた友達の家にいつも行くようになりました。

が、卒業前になると男子は寮の彼の部屋にたむろするようになり、一人暮らしの友人もそこに行くようになりました。

でも、寮は当然女子禁制だったので、私たちはそこには行かず、公園に行って話したり、ウインドウショッピングしたり…二人で行動することが増えました。

そんな時に、つい時間を忘れて遊び過ぎてしまい、私の寮の門限を過ぎてしまったのです!

私の寮は、門がオートロックで寮監さんもいて、監視は厳しかったのです。

無断外泊になってしまうので、同じ寮の友人に頼んで『在室』札を下げてもらって対応しましたが、入ることはできません。

彼の寮もオートロックなのですが、寮監さんがいることはなく、割と自由に出入りができる緩い監視でした。

なので、彼の寮に一度行き、そこにいた一人暮らしの友人から鍵を借りて、家に泊めてもらうことにしました。

行き慣れた、勝手もわかっている部屋なので「ありがとう!助かった~!!」くらいの気持ちで、友人の家に向かいました。

みんなで泊まったことは何度もあるし、その時の感覚も「みんなで泊まった時」と同じ感覚だったので、特に緊張もしていなかったように思います。

コンビニに寄り、ご飯とか買って帰り、テレビとか見ながらおしゃべりして夕飯を終え、当たり前にお風呂に入りました。

翌日は、彼の寮部屋に集まってるメンバーと、学校近くの公園で待ち合わせしていたので、鍵もその時に返すことになっていました。

本当に、何にも意識せずにいたのですが、電気を消して寝る時になって、やっぱり彼の方が動き出しました。

彼は、中学か高校の時に彼女もいたらしいのですが、その子とは1ヶ月くらいで別れたそうで、そういうことは一切していなかったのだそうです。
つまり、お互いに初めてだったのです。

もう、未知の世界で。

今でこそ、少女マンガでも高校生達が当たり前にエッチしてますが、当時はそんな作品は全くなく…私の知識なんて『CITY HUNTER』の冴羽?さんの言動くらいのものでした。

ここはもう、任せよう!!と思いましたが、当然相手も初めてなのでスムーズになんていくわけもなく…

でも、初めて同士だからこそ、戸惑いながらでもイライラしたりなんてすることなく、たどたどしい彼の動作も、スムーズじゃない流れもいちいちドキドキしました。

人前で裸になること自体がすごいことに思えました。

が、ドキドキしてたのはそこまででした…。

いざ、挿入!!となった時、彼の方は「ゆっくり」とかいう考えが頭から消えていて、すんなり入らないもんだから力任せにグイッときてしまって…

「ぎゃーっ!!」

と叫んでしまいました。

可愛げも何もなく、「事件か!?」くらいの叫び声を、深夜にあげてしまったのです…

直ぐには諦めつかないので、何度かチャレンジしましたが、結局何度も何度も叫ぶはめに…(苦笑)

さすがにお互い「これは無理だ」と思い、諦めてくっついて寝ることにしました。

「ごめんね」と言う私に「仕方ないよ。こっちこそ痛い思いさせてごめんね」て言ってくれて、ギュッと抱きしめて眠ってくれたのが嬉しかったです。

が、ただただ家主の友人に申し訳なかったです…

絶対に、近所の人達に「あの家、何なの!?」て思われたはずですから…。
そして、目が覚めてからリベンジしました。

初回よりは進みましたが、やっぱり痛くて…

みんなとの待ち合わせに間に合う為には、もう出なきゃいけないって時間になったけど、「遅れる」という連絡をしてチャレンジしました。

今度はゆっくりゆっくり、「痛い!!」と叫べば止まって、呼吸を整えて…の繰り返しで。

そして、時間をかけてかけてかけまくって、やっと成功したのです!!

正直、「気持ちいい」にはならなかったけど、彼の方は良いみたいで、焦るのを一生懸命ガマンしながら動いてました。

ちょっとしたらイッてしまったのですが、少しして「もう1回」と。

初めてなのに、いきなり二回も?と恥ずかしくなりましたが、二回目は私も少し慣れてきて痛くなくなり、気持ちいいぞと思えるようになりました。

大好きな人と一つになる、ピッタリくっつく、てことがとってもとっても幸せなことに思えて、なんだか泣けてきました。

彼は私が痛くて泣いてるのかと思って、ちょっと焦ってましたけど。

イッたからでは無く、成功した!という達成感みたいな心地良さに、しばらくボーッとしつつも、遅れて待ち合わせ場所に行きました。

何人かは、察してたみたいでした(笑)

一度知ってしまうとストッパーがはずれたみたいに、その後はところ構わずサカる!てぐらいハマってしまいましたが、ただずっと部屋を貸してくれた友人に対する申し訳なさはありました。

夜中に悲鳴が聞こえる怖い部屋の住人と思われているのかも…と。

私の初体験の思い出は、彼とのどうこうよりも、その罪悪感の方が残ってたりします(笑)

更に、「血が出なかった」と、彼氏は私が初めてじゃないかも…を疑ってました。

疑うといっても、責められたりとかするほどではなく、ちょっと拗ねる程度の可愛いものではあったのですが、「初めては血が出る」という知識だけに縛られて疑うなんて!?と、腹がたったのも覚えています。

なんだか、いい思い出では無かったみたいになっちゃっていますが、笑い話にもなって、良い思い出になってます。

それから何人かと付き合いましたが、最初の相手が一番印象に残るのはホントですね。

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